日本のマラソンの発祥地は神戸！？

先日、暖かさにつられて神戸の三宮、元町界隈をぶらり。

旧居留地から東遊園地を抜けてトアロード沿いをぶらぶら。神戸市役所に差し掛かった時に、5人のランナーをくりぬいたデザインの記念碑を発見！12月のクリスマス時期に合わせて開催されている”ルミナリエ”を見に行くときに何回も通った道だけど、初めて目に留まった。

日本で最初に「マラソン」という名称を使用した大会が神戸で開催

「これはなんだ？」と思って見てみると、【日本マラソン発祥の地 神戸　1909年3月21日 AM11:30】と刻印されていました。

ちょっと調べてみると、日本で最初に「マラソン」という名称を使用した大会が神戸で開催されたとのことで、2011年の「第１回 神戸マラソン」を記念して、スタート地点の神戸市役所前に建立されたということがわかりました。

日本で最初に「マラソン」という名称を使用した大会というのは、1909年（明治42年）3月21日に神戸で「マラソン大競争」という大会で、Wikipediaに次の記載がありました。

日本最初のマラソンは1909年（明治42年）3月21日に神戸市で開催された「マラソン大競争」である。兵庫県神戸市兵庫区の湊川埋立て地をスタートし、大阪市の西成大橋（現淀川大橋）にゴールするという距離約32kmの片道コースであった。参加申込者は408人にのぼり、体格試験によって120人にしぼりこまれた。更に兵庫県西宮市の鳴尾競馬場で予選が実施され、最終的な本選出場者20名が決まった。優勝者は岡山県在郷軍人の金子長之助でタイムは2時間10分54秒であった。神戸市役所前には「日本マラソン発祥の地」の記念碑が建てられている。

なるほどです！

みなさんは「日本のマラソンの発祥地は神戸」ということは知ってましたか？

実はもう１つ「日本マラソン発祥の地」が！群馬県安中市

今回調べていると、実はもう１つ、群馬県安中市にも「日本マラソン発祥の地」という碑があることが分かりました。

こちらは、1855年に安中藩主が藩士の鍛錬のために、安中城から碓氷峠にある熊野神社までの約28kmの徒歩で競走させ、侍マラソンこと「安政遠足（あんせいとおあし）」と呼ばれているものです。日本で初めて組織的に記録を競う競走を行ったということで、こちらも「日本マラソン発祥の地」とされているとのことでした。

どちらもなるほどです！

どっちが本当の発祥の地か？の難しい問題は抜きにして、ランニングは体にも心にも良い影響を与えてくれるものです。ぜひとも神戸市、安中市が協力してマラソンを盛り上げて欲しいですね。

「神戸マラソン」も2020年、2021年の２年間、コロナ渦の影響で中止になっているので、今年は開催できることを願っています！

ジョギングに使用できるＴシャツやソックス、ウエストバック等もそろっていますので、よければショップを覗いていただければと思います！！